CSV を動画にするには、時間の列(年、月、日付、四半期)を含むファイルを開き、項目の列と値の列を選んで、バーチャートレースなどのアニメーションを選び、「動画を作成」を押します。動画はブラウザー内で描画・エンコードされます。このブラウザーが対応していれば MP4 や WebM、対応していなければ GIF アニメーションで保存でき、任意のフレームを PNG にすることもできます。欠けている値は、設定を変えない限り空いたままです。同じ期間・項目の重複行は、自分で選んだ方法でまとめる必要があります。CSV はアップロードも変更もされません。
CSV ファイルからグラフ動画を作る手順
- CSV ファイルを開くか、ドロップするか、貼り付けます。ほかの ViewCSV ツールで開いたファイルをそのまま使うこともできます。サンプルは、架空の四半期売上の表です。
- データ で表の形式を選びます。縦持ちの表は時間・項目・値の 3 列、横持ちの表は系列ごとに 1 列です。
- 見せ方 でアニメーションとデザインを選び、タイトル、出典、単位を入力します。必要ならロゴや背景画像も追加します。
- 動画 で画面の向き(16:9、1:1、9:16)、解像度、長さ、フレームレート、最初と最後の期間を選びます。
- タイムラインを動かすか、期間を 1 つずつ進めてフレームを確認し、保存する形式を選んで 動画を作成 を押します。
選べる 10 種類のアニメーション
| バーチャートレース | 順位の変化に合わせて、横棒が伸び縮みし、順番が入れ替わります。負の値は 0 より左に伸びます。 |
|---|---|
| 伸びる折れ線 | 項目ごとに 1 本の線を、期間ごとに描き足します。軸は固定なので、前の値の位置は動きません。 |
| 構成比ドーナツ | その期間の全項目の合計に対する、各項目の割合です。表示数を超えた項目は「その他」にまとめます。 |
| KPI カード | 最大 6 枚のカードに、現在の値と前期からの増減率を表示します。 |
| 目標達成率 | 共通の目標または目標の列に対する実績と達成率を表示します。100% を超えた値もそのまま示します。 |
| 時系列ヒートマップ | 項目 × 期間のマス目が、現在の期間まで埋まっていきます。欠けているセルは既定では空のままで、選んだ扱い方(直前の値を引き継ぐ、または 0)に従って埋めることもできます。 |
| バブルチャート | 縦軸に値の列、横軸に 2 つ目の列を取り、3 つ目の列を円の面積で表します。 |
| ウォーターフォール | 符号付きの増減をファイルの順に積み上げて純額まで示します。利益の増減要因の分析などに使えます。 |
| 構成比の推移 | 期間ごとに 1 本の 100% 積み上げ棒を並べ、複数の期間の内訳を一度に比べられます。 |
| 3D 棒グラフ | 照明付きの 3D ステージに棒を並べ、カメラをゆっくり回すこともできます。WebGL 2 が必要です。 |
時系列データの準備:期間、重複、欠けている値
- 期間の並び順。 自動では、時間の列全体を一度だけ調べます。すべての期間が数値なら数値順、そうでなく、すべてが
2024、2024-03、2024-03-31、2024-Q1のような日付なら日付順に並べ、どちらでもなければ全体を自然順の文字列として並べるため、week 10はweek 9の後になります。数値・日付・テキストが混在する列を、セルごとに種類別に並べ分けることはありません。ファイルの順序のままにすることもできます。日付順では、2023-02-29のような存在しない日付は受け付けません。 - 重複した行。 同じ期間と項目が複数回出てくる場合、動画の作成は止まり、重複している組の数が表示されます。合計、平均、最小値、最大値、最後の行から、まとめ方を選んでください。黙ってまとめることはありません。
- 欠けている値。 既定では、値のない期間は空いたままになり、その期間の棒や線は表示されません。直前の値を引き継ぐか、0 として表示することもでき、その場合は動画のステータス行にそう表示されます。後の値で前の期間を埋めることはありません。
- 指数と前期比。 指数は、各項目の最初の 0 以外の値を 100 として割ります。0 未満から始まる系列は指数に意味がないため空欄になります。前期比は各期間を直前の期間と比べ、直前が空または 0 の場合は空欄になります。
ラベルは書かれたとおりに使うため、North と North は別の項目になります。CSV 自体が変更されることはありません。
数値の読み取り方と表示
使うのは、セル全体が 1200、-4.5、3e5 のような単純な数値で、選んだ小数点の記号を使っている値だけです。単位、通貨記号、桁区切り(1,200)を含むセルや、倍精度で正確に表せない数値は除外され、警告にその数が表示されます。0 として描かれることはありません。
2 つの期間の間の動きは、観測された 2 つの値を直線的に補間したもので、ステータス行にどの期間の間かが表示されます。中間のフレームはデータではありません。値の表には、いま表示しているフレームの値がそのまま表示されます。ステータス行と合わせて見れば、そのフレームが実際の期間なのか、2 つの期間の間の補間なのか、欠けている値の扱い方で埋めた値を含むのかがわかります。動画内の数値は表示言語の書式に従い、選んだ小数点以下の桁数で表示されます。構成比と達成率はパーセントで示します。計算結果が大きすぎて正確に描けない場合は、崩れたグラフを描かずにその旨を表示します。
動画・GIF・PNG のダウンロード
| MP4 と WebM | このブラウザーで作成できる場合にだけ表示されます。WebCodecs が使える環境では、1 フレームずつ正確なタイミングでエンコードするため、どの端末でもなめらかな動画になります。使えない場合は、ブラウザーがアニメーションをリアルタイムで録画するので、タブを前面に表示したままにしてください。 |
|---|---|
| GIF アニメーション | 毎秒 10 フレーム、長辺 640 ピクセル、最長 30 秒です。 |
| PNG | タイムラインの現在位置のフレームを、動画と同じサイズで保存します。 |
| サイズ | 16:9、1:1、9:16 の 720p または 1080p、長さ 2~60 秒、毎秒 24・30・60 フレーム。1 回のダウンロードは 64 MB までです。 |
動画に音声はありません。視聴者が読み取れるよう、冒頭と最後は最初と最後の期間をしばらく表示します。書き出し中にデータや設定を変えるか、ページを離れると書き出しは止まり、古い内容のファイルが保存されることはありません。
上限とプライバシー
1 本の動画で扱えるのは、500 期間、200 項目、期間 × 項目のセル 10万個までで、元のファイルは 25 MB、10万行、200万セルまでです。それより大きなファイルは、先に 行を抽出 するか、ピボットテーブルで集計 してください。静止画のグラフが必要な場合は、CSV グラフ作成 を使ってください。
ロゴや背景画像も含め、すべてブラウザーのタブ内で処理されます。ファイルも動画もアップロードされません。
例:地域別売上のバーチャートレース
四半期と地域ごとに 1 行ある縦持ちの表です。時間を quarter、項目を region、値を revenue にすると、各フレームに 3 本の棒が表示されます。2024-Q2 の West の値は欠けているため空いたままで、その期間に West の棒はありません。
quarter,region,revenue 2024-Q1,North,52 2024-Q1,South,33 2024-Q1,West,69 2024-Q2,North,64 2024-Q2,South,54 2024-Q3,North,76 2024-Q3,South,75 2024-Q3,West,77
{
"periods": ["2024-Q1", "2024-Q2", "2024-Q3"],
"series": {
"North": [52, 64, 76],
"South": [33, 54, 75],
"West": [69, null, 77]
},
"missing": 1
}よくある質問
MP4 を選べないのはなぜですか?
MP4 ファイルを作成できないブラウザーもあります。形式の一覧には、このブラウザーで実際にエンコードできるものだけが表示されます。GIF と PNG はいつでも使えます。MP4 が必要な場合は、最新の Chrome、Edge、Safari をお試しください。
国ごとに列が分かれたデータでも使えますか?
はい。表の形式を横持ちにして、アニメーションにする列にチェックを入れてください。各列が 1 つの系列になり、見出しがその名前になります。
一部の期間で棒が表示されないのはなぜですか?
その期間、その項目に単純な数値がないため、空いたままになっています。データに合う場合は「欠けている値」で「直前の値を引き継ぐ」か「0 として表示」を選ぶか、CSV エディター でセルを修正してください。